開館によせて

国立大学法人山梨大学 学長 島田 眞路

島田学長山梨大学では、大村智博士の2015年ノーベル医学・生理学賞の受賞を機に設立した「山梨大学大村智記念基金」にお寄せいただきました寄附金を活用し、このたび『大村智記念学術館』を創設しました。

本学術館は、「地(知)の拠点」の責務を担う本学の象徴的な建物として、武田信玄公を祭神とする武田神社に向かう武田通り沿いに設置しました。外観は、本学の前身である江戸時代の甲府学問所「徽典館」の八角三層をモチーフに、歴史を彷彿させるデザインとしています。
館内1階には、大村博士の本学在学時の卒業論文や業績、ノーベル賞関連品をはじめとした大村博士ゆかりの品々を展示するとともに、本学創立のルーツである徽典館に関する資料のほか、本学の学術資源や研究成果を紹介する専用コーナーを設けています。また2階には、講演会やシンポジウムの開催のほか、来訪者交流の場として多目的にご活用いただける「大村記念ホール」を設置し、本学でも様々なイベントを企画して皆さまのご来場をお待ちしています。

本学術館が山梨大学並びに県都甲府市のシンボルとなり、魅力あふれるまちづくりの一翼を担う存在として、更なる発展を遂げられるよう、教職員一同、努力してまいる所存です。

山梨大学全学同窓会 会長 天野 一(大村智記念基金管理運営委員会委員)

大村智博士のノーベル医学・生理学賞の受賞は、山梨県にとって「甲斐の国」武田信玄公が戦国の世に名を馳せて以来の快挙です。大村博士の研究業績の原点である山梨大学に「山梨大学大村智記念基金」を設立し、これを活用して『大村智記念学術館』を創設できたことは望外の喜びであり、大村博士のご功績を後世に残すためにも非常に有意義なことです。これもひとえに本基金の趣旨にご賛同いただき、ご支援くださいました皆様方のおかげと深く感謝申し上げます。
この学術館に多くの皆さまがご来館されることを祈念するとともに、「大村智記念基金奨学金」の給付など大村博士のお名前を冠にいただいた事業を幅広く展開していくために、今後とも皆さまの絶大なるご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。