令和2年度大学改革シンポジウム 「地域における価値創造と大学院教育の新たな展開」を開催

2020年11月13日 トピックス

 令和2年11月6日(金)、本学主催・山梨県立大学、(一社)国立大学協会、(一社)大学アライアンスやまなし共催・山梨県後援による大学改革シンポジウム「地域における価値創造と大学院教育の新たな展開」を開催・配信し、自治体・地域の関係者、学生並びに教職員など約140名が参加しました。
 このシンポジウムは、本学と山梨県立大学が連携して取り組む「大学院教育による地域資源を高度に活用できる人材育成」のビジョンを参加者同士で共有し、第一線で活躍する研究者とともに地域と大学が協働した価値創造について考えることを目的に開催されたものです。
 シンポジウムでは、袖山禎之 本学理事・副学長の主催者挨拶、風間ふたば本学副学長の両大学のこれまでの連携事業や本シンポジウムの趣旨の説明ののち、敷田麻実 北陸先端科学技術大学院大学教授による基調講演「多様性から価値を生み出すための学び」及び小林重人 札幌市立大学准教授による招待講演「自分たちが望む暮らしを自分たちで実現するためのソーシャルデザイン」が行われました。その後、杉山歩 山梨県立大学国際政策学部准教授をコーディネーターにパネルディスカッションが行われ、両講演者と風間副学長が「地域における価値創造のこれから」をテーマに「機能的価値から意味的価値への変化」「これからの地方大学の可能性」「大学での学び・研究の重要性」などについて活発な議論を展開しました。
 参加者は熱心に聞き入り、大学院教育を考える有意義なシンポジウムとなりました。