令和6年度山梨大学半導体セミナーを開催
2024年12月6日 トピックス
令和6年11月29日(金)、大村智記念学術館において、令和6年度山梨大学半導体セミナーを、現地・オンラインのハイブリッド形式で開催し、本学学生や民間企業の技術・研究者など、約250名が参加しました。
山梨県には、半導体製造に関わる多くの企業が存在し、県の経済の一翼を担っている一方で、半導体に携わる人材不足の問題が顕在化し始めています。本学では、こうした背景を踏まえ、半導体関連企業と連携しながら将来を担う優秀なエンジニアを育成し、半導体に関連する人的交流を図ることを目的に、本セミナーを開催しました。
セミナーでは、市川満理事(産学官連携担当)の開会の挨拶の後、矢野浩司工学域教授がイントロダクトリートークとして「国内外の半導体産業の動向」について述べました。その後、住友電工デバイス・イノベーション株式会社、株式会社豊田中央研究所及び日本キヤリア株式会社の3社が、情報通信、自動車、空調分野における半導体技術の現状と将来展望についての講演を行いました。
最後に、茅暁陽本学理事(学術研究担当)が閉会の挨拶を行い、参加者からは「各社の最新技術への取り組み、パワー半導体業界の動向を知る有益なセミナーだった」「市場のニーズ、技術要求レベルを知ることができ大変参考になった」等の感想が寄せられ、有意義なセミナーとなりました。