令和5年12月5日（火）、大村智記念学術館において、令和5年度「山梨大学男女共同参画学術研究奨励賞」表彰式および女性研究者と中村和彦学長との懇談会を開催しました。
　この賞は、本学に所属する優れた研究成果を挙げた女性研究者（教員や大学院生等）に贈られるもので、研究意欲を高め、将来の学術研究を担う優秀な女性研究者の育成や男女共同参画を促進することを目的としています。
　今年度は、学術上優れた研究業績を上げている発生工学研究センターの若山清香助教が「優秀賞」に、優れた研究成果が期待される若手研究者として医学部附属病院検査部の大石沙織助教が「奨励賞」に選ばれました。
　式では、同賞選考委員会委員長の中村学長が受賞者に賞状を授与し、「この賞を通じて本学の女性研究者の皆様の活躍が広く社会に認知され、その地位向上や後身育成につながることを心から期待している」と激励の言葉を贈りました。
　その後、本学で初めて行った懇談会では、歴代の同賞受賞者11名と中村学長とが女性研究者を取り巻く研究環境や女性研究者の活躍などをテーマに、和やかな雰囲気の中、活発な意見交換を行いました。

奨励賞で評価された研究の題目は、以下の通りです。
・若山助教
　「宇宙繁殖学～人類は宇宙で子孫を残せるのかを探求する～」
・大石助教
　「血小板CLEC-2の研究～マウスからヒト、基礎から臨床へ～」