令和5年11月16日（木）、大村智記念学術館において、第3回学長招待特別講演会を開催しました。
　今回は、三菱ふそうトラック・バス株式会社（以下、三菱ふそう）松永 和夫 代表取締役会長と恩田 実 開発本部エンタイヤービークル開発統括部長をお招きし、「新たな時代に入る産業政策と自動車産業　三菱ふそうトラック・バスのＣＮ（カーボンニュートラル）への挑戦」と題してご講演いただきました。　
　講演会では、中村和彦学長が「新しい未来を作っていくための挑戦についてお話しいただく本日の講演は、本学の先端的研究成果の創出と実装、さらにはグリーンエネルギー分野を牽引する研究者・技術者の育成に取り組む私たちにとって非常に貴重な経験となることを確信しています」と挨拶を述べました。
　松永会長は、ご自身の経済産業省での経験や、バブル崩壊後の失われた30年と決別する大きな潮目の変化が起きていること、国内投資の必要性、三菱ふそうが行っているトラック電動化についてお話しされました。
　その後、恩田統括部長が自動車産業を取り巻く環境や国内初の量産型電気小型トラックの開発、水素・燃料電池等の方向性について説明されました。
　当日は、本学の学生および教職員らが参加し、熱心に質問する姿がみられました。