令和5年11月8日（水）、ペルー共和国から、ルイス・ベガ ペルー日本経済委員会委員長ら、経済界の要人17名が来学しました。
　これは、第14回日本ペルー経済協議会への参加のため来日した訪問団が、ペルーの主力産業の１つであるブドウ栽培について、本学が開発したスマートグラスを使用したブドウ摘粒作業の技術説明を受け、作業の体験をすることを目的に行われたものです。
　当日は、中村和彦学長が「長い交流の歴史をもつペルーの皆様に、本学のAIを利用した摘粒作業や、日本の国立大学の中で最も歴史のある本学ワイン研究センターの最新の知見などが、お役に立てれば幸いです」と歓迎の挨拶を述べました。
　その後、山梨県農政部からブドウ栽培について説明があり、茅暁陽本学理事（学術研究・グローバル推進担当）の解説のもと実際にスマートグラスを装着し、摘粒作業のシミュレーションを体験しました。
　また、奥田徹本学理事（教学担当）が、ワインの品質向上のための最新の知見について紹介しました。
　今回の視察を通じ、ペルー訪日団から、本学が取り組む最新の研究に関心が寄せられるとともに、両国の国際交流の発展について期待するとの言葉をいただきました。