平成30年11月5日（月）、大村智記念学術館大村記念ホールにおいて、第2回教養教育センター講座を開催し、本学学生・教職員らが参加しました。今回は、甲府市でフラメンコスタジオ「アルボル・デ・フラメンコ」を主宰する新田道代氏をお招きし、「フラメンコと私～夢を見つけに…iVAMOS！～」と題しご講演いただきました。

　フラメンコの本場・スペインで、ホセ・ガルバン、ラ・トナ、ラ・チナなど著名な舞踏家に学んできた新田氏は、帰国後に甲府市内で自らスタジオを開設。現在はジュニアからシニアまで多くの生徒に活気溢れる指導を展開し、自治体・地域主催のイベントでフラメンコを披露するなど、あらゆる活動を通じてフラメンコの未来や可能性を育んでいます。

　講演で新田氏は、異国での修行体験やスタジオ指導で大切にしていること、フラメンコを通じて地域に異文化を発信する意義などを熱く語り、「出逢いやチャンス、夢を見つけに、自ら動く勇気を持って欲しい」と学生を激励しました。

　その後、華麗な衣装を身にまとった新田氏は、スタジオのアシスタントや親子で学ぶメンバーを交え、参加者を巻き込んでフラメンコの基礎レッスンを楽しく実演しました。また、ギタリスト・池川史洋氏による演奏をバックに、魂のこもったフラメンコを披露し、会場中に響き渡るステップが参加者を魅了しました。

　参加者からは「新田さんのお話にも、踊りにも感動しました」など感想が多く出され、満足感と高揚感に浸れる講演会となりました。

　「アルボル・デ・フラメンコ」HP